blog ブログ

HOME // ブログ // 実家の片付け始めました

CATEGORY


実家の片付け

実家の片付け始めました


新しいカテゴリも作って、今後実家の片付けの話も書いていきたいと思います。





着手した経緯





前回のラグの話冒頭で書きましたが





手入れと掃除が出来ない人はマット類を敷いてはいけない





今まで実家の片付けってあまりしてこなかったのですが、少しずつやり始める事にしました。





思えば、まだ祖母が生きていて在宅で母が介護している時に介護鬱みたいになってしまい、家を片付けてあげたのがもう十年以上前。





片付けをしてあげて、介護しやすい部屋作りをして、かなり元気になりました。





今回リスタートといいますか、最初に実家の片付けは少しずつ早めにしないといけない思ったのが「実家仕舞いをして大変だった実話」を知ってしまったこと。





その家はお父さんが亡くなり、お母さんが「お父さん死んだからもうこの家要らないから処分して。私は高サ住宅に入る」と言われたそうで、一気に4LDKの家の片付けをした話。





売却する際に、ものを捨てるだけにかかったのは、業者を2日間呼び、捨てるものをチェックし、処分してもらうだけで100万ほどかかったそうです。





業者に頼んで処分してもらうだけなのに高額かかった事、精神的にしんどかった事、そして良かったのは「どうせ壊すから掃除しなくても良い」という買い手が見つかったとの事でした。





うちの実家ももうすぐ築40年。地震の影響もあり、ガタがきています。





両親も高齢ですし、弟が2人住んでいますが汚部屋で育っているため片付けも掃除もできず。





ちょうど弟が転職活動していて時間がある事もあり、家に長時間いてなんか体調悪いと言い出してヘルプを言ってくれた事がきっかけです。





同時に母が犬を飼いたいけど、それは色んな意味で無理だから、うちのわんこ2匹を連れてきて欲しいと言うのでちょこちょこ遊びに行きつつ片付けしようか、となりました。













行ったら犬用のおやつをたくさん買って待っていてくれて「お母さん子守りしとくから片付けて」でした。





ワンコにしたらばあちゃんにアニマルセラピーしにいってあげる、感じでしょうね。





最初は玄関から





片付け始めは玄関をおすすめしていますが、それは





・狭い空間なので比較的短時間





・家の第一印象が変わるので他へのモチベーションが上がる





・風水的にも良い





と言う事です。





今回は2時間で実家の玄関が別の家みたいになりました。





実家という事でプライバシーがありビフォーアフターの写真をお見せ出来ないのが残念ですがうちの子が「めちゃスッキリしたやん!!」とびっくりしていました。





玄関片付けの手順とコツ





具体的には、全部出して全て要不要に分けて必要なものだけを残します。





いるものの中で





玄関に収納するものと、他に引っ越すもの、をさらに分けて玄関収納を完成させます。





その後、スッキリと見えるように整えました。





①下駄箱が古すぎて汚くなったのを母が自分で色を塗り余計に変になったからビニールのシートで隠していた、というカオス状態の下駄箱天板に下駄箱と同じ木目のインテリアシートを貼ってスッキリさせました。





②「飾りっぱなしでシミだらけになっていた絵や壁飾りを五つ全て外してどうしても玄関に飾りたいものだけ一点を下駄箱の上に飾り、フォーカルポイントをつくりました。





③靴は使用頻度に合わせて下駄箱のどこにしまうか持ち主と確認しながら収納





今回、掃除もしましたが埃が多すぎてそこにいた全員が引くほどでした。





そして、万年法事状態だった玄関が、タタキには全員がちょっとポストに行く程度のクロックスっぽいサンダル一足だけとなりました。





スリッパラックいるいらん問題





ここで一つ、ラタンのスリッパラックか埃まみれになっていた事が気になり(母は喘息もち)





この細かいところ掃除できひんなら靴箱の一部をスリッパいれにしようか、と弟と相談して収納しました。





持ち主の母に最終これで良いかと聞くと、「スリッパラックは捨てたくない!置いとく!ちゃんと掃除するから置いておく!」





と言います。





これを掃除するために手間と時間と労力かけてまで置いておきたいのか時きましたら「やるから!」と。いろいろ聞いてみても特に思い入れがあるわけではないそうですが、置いておきたいと。





弟も、こんなん掃除するための時間もったいないやろ、と言いましたが頑なに「スリッパラックはいる!」とキレながら言い張るので残留としました。





言ってはいけないNG言葉





「これ要らんやろ?」は絶対に言ってはいけない言葉。特に私のように片付けを仕事にしている人間はお客様に対して「これいりませんよね?」は御法度だと思っています。





モノに執着すると「モノ🟰自分」となる方もいらっしゃいます。だから私は必ずどんなにゴミに見えても「これ、いりますか?」と聞きます。





ですので、お客様によっては「これは明らかにゴミなので聞かなくても捨てて良いですよー」という方もいらっしゃいますが、その時はいつも説明し、何故私がそう聞くのか話します。





ゴミもその家にあるということはお客様の持ち物で財産ですから。





親子ほどややこしい関係はありません。近すぎるのは何にしてもよろしくない。





少し距離を置いて俯瞰してみないと分からないことが多い中、親子だとそれはよほど注意しないとやりにくい。





2時間の成果





2時間で玄関が別の家になって隅々まで掃除して生まれ変わりました。





45リットルゴミ袋3つ分のゴミが出ました。





帰りに、「またワンコ連れてきてや〜♡オヤツ買っておくから」という母と「次はリビングの棚オネシャス!」という弟。





うちにはちょうど今高校受験の子がいますし、わたしもそのためにちょうど仕事をセーブしているため行ける時に、やれるうちにまたぼちぼち進めていきます。





リビングの棚、これまたかなり手強いヤツです。


ブログ一覧