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旅行記

長崎「あんでるせん」備忘録~当日の流れ~

前の記事の続きです。


前回の記事はこちら→


 


10:45到着
「あんでるせん待合場所」的なとこで待つ。非常に怪しい上、殺風景の極みという感じだが、ほかに何もないので雨風が凌げるのは大変ありがたき計らい。



11:00ぴったりに奥さんがシャッターを開け入店
(みんな遠慮するので1番に入る)
入ると予約の名前を聞かれて席を案内される。



時計がおかしい。やはり怪しい。



11:14オーダー
(ケーキセットとハンバーグセット注文)


お1人ワンオーダーで800円以上と書いてあるが、ショーがタダです。


昨日行こうか迷ってたニューハーフショーは30分3000円。


それを思うとお値段高めを頼もうかという気になるわけです。


10時に朝ごはんを食べたにもかかわらず。


この間、知恵の輪に興じようとしたら



そっこー外れる。あとは山盛り置いてある雑誌や漫画や新聞、壁中に貼られた、ここにやってきた有名人の写真を見てひたすら時間を待つ。



12:16先に夫のハンバーグセットが来る。オーダーしてから1時間が経過。



私のケーキセットは12:45に来る。ハンバーグよりも30分も余計にかかるケーキセットの怪。



その間私は知恵の輪をくっつけたり離したり娘のラインに答えたり友達にラインしたりたまに居眠りしたり。
お店の奥さんはひたすら水を入れまくりにくる。水を入れることのみに全神経、全パワーを使って接客しているかの如くに。
そのサービスを両手広げて受け続ける客はどんどん一つしかないトイレにひっきりなしに吸い込まれる。


13:30待ちくたびれた夫が寝てしまう。私の前にはとっくに食べ終わったケーキの残骸とコーヒーがカップにこびりつくくらいになっている。


テレビではヒルナンデスが虚しく時間をやり過ごす。


そんな中、オーナーが厨房から出て三階に上がって行き、奥さんが


「そろそろ交代でお手洗いに行って下さいね」とアナウンス。


いよいよか?!と期待が高まる。


そしてトイレ待ちの列ができる。


 


そんな様子を「あんでるせん行きや」と教えてくれたお姉さんにラインすると


「な」と一言返ってきた。


つけっぱなしのテレビがヒルナンデスからミヤネ屋に変わる頃、突如「先にお会計お願いしまーす」とアナウンスしながら伝票を配る奥さん。また列をなしてみんな素直にお会計をする。


遅いだの暇だの文句言う人は誰もいない。いつもは文句言い気味な夫も何も言わない。既に全員催眠術にかかっているかの様子。


 


そしてとうとう奥さんが動いた。


名前呼びますのでね、〇〇さーん、と順番にショーを見る場所を指定していく。途中で「妊婦さんとか足の弱い方いない?」と独り言の用意つぶやき、そして「そんな人はこんか」とノリツッコミにも似たようなことを一人で言っていたがそれはスルーしてみた。


カウンターに座るには早く予約をして別に1000円払うらしい。3時間のショーを一番目の前で椅子に座って、時に千円札にめり込んだ50円玉を触れるし、アシスタントのように他人の運命握るわけなので安いかもしれない。


そして私たち夫婦は前日「たまたま電話」したら「たまたまキャンセルが出」て飛び入り参加ですから。ひな壇3列目、椅子の上で立ち見でも仕方あるまい。しかしこれがきつい。足元不安定でしかも高い場所で2度ほどふらついて夫にしがみついた。


でもそんなことは吹っ飛んでしまう目くるめく摩訶不思議ショー。


メガネの優しそうなおじさんという印象のマスターですが本当に年齢不詳。ここでウン十年マスターをやっているという。かつてのお客さんには大企業の会長だとか芸能人とか写真もたくさん飾られていて安倍総理大臣のお騒がせ奥様の写真も。宮崎あおいちゃんはポラロイドでとってもかわいいんだなと思いました。


ショーは参加型なのでいろいろな人に芸能人のあだ名?を付けて進められていく。


私は「そちらの藤原紀香さん」と呼ばれた後に「違うな。みぽりんよな。美穂さんでしょ」と名前を当てられる。なんで?と気味が悪いけれど(予約は取ったが名字しか言ってない)もっと気味悪がっていたのは一緒に来ていない旦那さんの名前を漢字まで当てられた人で、その次に当てられた人はこれまた一緒に来ていない彼氏の名前を漢字まで当てられてしまったり、しかもその二人は漢字は違うけど同じ読みのパートナーだったり。(それも知っていて名前を聞いたらしい)ほかにも、悩み事を紙に書いてズバリ当てられ主婦がいたり。


私は「指輪を貸してください」でさっと貸すと消される。そしてわけのわからんところから出される。その上「邪気がたまっていたので抜いておきました」と言われる。


そういうことは疑いまくる夫も


「トランプとかはわかるねん。でもな、名前当てるとか漢字当てるとかどう考えても不思議」と、最初行きたいといった私をいぶかしげに見ていたが、「行ってよかった」らしい。帰りの博多駅に向かう車の中ではその話ばかりで、新幹線ではずっとネットで「あんでるせん」「マスター」など調べまくっていました。


お札を消して、その消えたお札が生卵の中からドロドロで出てくるとか意味不明。お札のナンバーを紙に書いてひかえているのですから、間違いなくあの札だ。あのヒデオくんなのだ。


 


マジックは、タネがあってもいいんです。上手なんだから。一瞬で変えるルービックキューブもすごい。いろいろすごいけど、ちょこちょこ挟むおやじギャグに、名言もすごい。なんやまとめると「すごかった」です。


そして「こんなの三か月頑張ったら誰でもできる」とかいうわけです。


また、私はカードのマジックの時に指名されて切れ端に名前をかきました。その切れ端を「お財布に入れといたらお金たまりますよ。小銭ですけどねぇ~~」とにやにや笑ってくださったので財布に入れておくことにしました。切れ端でない方のカードは、投げたら一瞬で空っぽの額縁に入り、たまげた。そしてそれはその後私の家にやってくるらしい。


本だなとか、たまに紙ごみに混じってしまってそのまま捨てられることもありますけどね、と。


紙ごみを捨てるときは慎重になって、トランプが混ざっていないか調べようと思います。


 


こういう不思議な話は、信じるも信じないも自由です。


でも、目に見える事だけが真実とは限らないし、


聖書にも「見ないで信じるものは幸いである」という言葉も。


 


ネットを引くと、いろいろ書いてあります。インチキだという人も、あんなマジック、売ってるやつ練習したらできるとか。肯定派の意見では本当の超能力者だ、宇宙人だという人も。


でもね。マスターがサイキッカーでも宇宙人でも超能力者でもマジシャンでも何でもいいんです。


だって、飲食代だけでショーを見せてくれるんですから。しかも3時間半も。これ、すごいサービス精神だと思うのです。そしてええ事言うわけです。


凝り固まった頭を少しほぐしてくれる場所、これはこうに決まってる!とか怪しいから絶対に種明かしをしてやろう!ではなくて「こういうこともあるよね」「そういうことがあってもいいよね」と思える、ただただ「すげー!」というフラットな感覚を思い出す場所が「あんでるせん」だと思いました。


 


しかし、面白かった!!子ども連れて行きたいと思ったけど小学生以下は入れないんだったかな?


 


また行きたいな。


 


 


 


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