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誰の人生か考えてみる


この時期になると、子どもの入学の写真がいろんなSNSに上がります。





微笑ましいなぁ、みんな幸せそうだなぁと思って幸せのお裾分けもらった気分に浸っていたら





あ!うちの子も入学やった!!





と思い出しました。





5人の子どもを育てて、いつも子ども中心で。それは決して悪いことじゃないし、がんばれる活力になる事で。





けど私の場合はちょっと依存でした。子ども依存。





ある時「このままでは子どもの足を引っ張る毒親になるのではないか」と感じたことを覚えています。





それから、子離れをスタートしました。





子どもが行きたい!と言ったところに「危ないからやめなさい」「お母さんはやめて欲しい」と言うのは芽を摘むことになる。





私は体重は重いけど、気持ちの上で重たい親にはなりたくない!!





私が、僕がいないとお母さんがダメになる





なんて思われたら子どもの足枷、子供の重荷。





そこで、私が変えた行動は、心配して「辞めときー」は絶対に言わないと決めた。子供の意見を尊重し、子どもがしたいことには全力でゴーサインを出す。だって、子どもの人生だから。私は親だけど子供はたまたま私から生まれてきただけで、私の所有物ではない、尊重すべき1人の人間。





突然留学すると言って段取り全部して「アイルランド行ってくるわ」と言われた時も。





そうなん?!気をつけて!





突然、大学辞めて物件見つけてきて一人暮らしして消防士目指すと言われた時も





そうか!頑張れ!死にそうになる前、手遅れになる前に連絡してや!





突然、1人で日本一周しよかなと言い出した子には





わかった!青春18切符くらいは買ってあげるからやってみー!





お笑い芸人になると言われた時も





そうか!吉本の資料取り寄せるか?





高校行かずYouTuberになりたいと言い出した時も





分かった!知り合いに動画制作のプロがいるからいくらで教えてもらえるか聞いたろか?





就職先も、相談されたら私の意見より世間の動向や、自分の考えを本人が整理できるような質問をしてみたり。





決まった時も「おめでとう!」「で、どこ行くん?」会社名は多分10回くらい聞いたと思う。「何いう会社やったっけ?」と。





興味がないわけではないけど、子どもの人生をそっと見守り応援する、みたいなのが良い。





明らかにあかんこと、危険な事はあかんと言います。





家の中でコーラにメントス入れよかなとか言われたら全力で止めるし、(正確には家ではやめろ、外でしろと言う)





車の中で七輪で秋刀魚焼こうとしたら「死ぬからやめろ」というし。(こちらも正確には外でしろと言う)





けどそれが、もしジャーナリストで内戦地へ行って写真を撮ってきたいと言われたら





祈って送り出すと思う。





その子が本気で人生かけてやりたい挑戦なら。





息子が消防士目指してるんだってーって何人かに話した時に「それ心配じゃないの?」「私だったらやめてって言う」と何度か言われたことがあるけれど、うーん、だって私が決める事ちゃうし、って思いました。





過保護と放任はどちらも度が過ぎると良くないけど、人間どっちかに偏りがち。それはきっと興味の度合いでも変わってくる気がします。そして母の愛は海より深く空より広いわけなので命に変えても守りたいとは思います。





現に息子の病気がわかった時は、私の内臓全部あげるからってお医者さんに頼みました。それはあるんだけど子どもの生き方は子どもが決めたら良いと思うんですよね。





究極の選択なら、過保護と放任、絶対どっちかを選ばないといけないなら、今の私なら放任を選ぶ。昔はきっと気になって仕方ないので過保護を選んでたと思うけど。





それができるようになったのは、◯◯ちゃんのママ、とか◯◯さんの奥さん、をやめた時です。





片付けの仕事は個人事業主。1から新規開拓をして飛び込み営業的な事もしました。





初めて会う方に、しかも仕事の売り込みをするのに「◯◯ちゃんのママ」なんて関係ない。





自分のことで夢中になってたら、子供の上靴を私が洗うこともなくなり、時間割を見ることもせず、宿題したかついて見ることもなく。「自分のことは自分で」と言う流れに自然となりました。過干渉してるほど暇じゃない。





そしてその方が子どもも生き生きとして、母の日のメッセージには「いつもご飯作ってくれてありがとう」から「お母さんカッコいい。憧れの女性です」「自慢のお母さんです」と書かれるようになりました。





ずっと、宿題した?あれした?どこ行くの?そんなことやめとき、ってついて回られたらそりゃ嫌だ。でも、私はそうしてきてしまった過去がある。





巣立ち症候群でしたっけ?





子どもが巣立ったあと、親が落ち込み、無気力になる、みたいなやつ。





今まで何人か見てきました。私はどうなるのかな、と思ってましたが





もう今まで全力で体当たりでやってきたからやり切った!子育て卒業!コングラッチュレイショーンアタシ!!!





で、あれよあれよと上2人クリアです。





子育ても後半戦。子供は私の人生のアクセサリーではない。私がまず精神的に子離れして、子どもが親離れして、大人になっても良い距離感で尊敬しあえる家族でいれたら最高やなと思います。





1番下が中学生に。小学校の保護者連続17年を終え、ステージがまた一つ上がりました。





子どもたちも環境が変わり急に大人になるのが中学生の時期です。





真新しい制服を嬉しそうに着る末っ子を見て「後10年で子育て終わり」を噛み締めた入学式でした。





後はやはり私の人生をしっかり生きる!やりたい事やる!アラフォーだって大志を抱くのだ!!





あーまた北海道のうに丼食べたい。




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