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皆様にご報告

以前、フードバンクとの連携して不用品をそちらに寄付すると投稿しました。

あれから約四ヶ月。いろいろな思いが出てきて

本日パートナーシップを解消いたしました。

 

「まだ食べられるものを捨てるのはもったいない」

「誰か必要な人に届いたらいい」

それはいいことだと思います。

そう思てやってみて気づいたこと。

 

 

「私要らなくてもフードバンクさんがいるかも~」で不用品をやすやすと手にしてしまう。

私らしからぬことが起こりました。

プラスティックフリーや環境問題、排水から出る水質汚染。いろいろ考えて選択し選び取って来たのに。

自分が良しとするもの以外は「あげたらいいや」で手に入れてしまい

結局「私が消費しなくてもだれかの手で消費され、よくないとわかっているものを誰かに使わせてしまう」という本末転倒なことに。

 

また、私がコンサルに行った先では

「水際作戦よ!!本当に要ると思うものしか家に持ち帰らない!!」

そんな風に熱く語り

「ちょっと痛いけど処分して次から絶対こんな無駄は出さないようにきをつけましょう!」

そう伝えてきたお客様にまで

「私が要らなくても誰かいるかも、いつか上げるかもしれないからもらって帰ろう」

なんてことに、思いがぶれてしまっていたと気づきました。

やってることに違和感が出たらだめです。

 

私が今まで貫いてきた信念がふにゃっとなった瞬間がありました。

 

でも、そこに気づいて、教えてくれたお客様や周りの皆さんには感謝しています。

 

 

買わない,という選択をすることで、企業への影響が出るかもしれない。

私の選択が環境も未来も変える。そのイメージを持ってもらい、モノの選択をすることを伝えていました。

厳しいようですが、「処分する」と言う経験、もったいないー!と言う経験を通して2度とこんな買い方をしない、を伝えていたのに

「これだけの不用品があってこれだけ食べられるのに捨てるものがあるんですね!でもそのおかげで困った人が助かるのかも~」という、反省よりも「誰かの為に役立った感」が勝つという矛盾。

これでは買い方も変わらず、何なら

「余分に買っても誰かにあげたらいいや」という間違いを生むかもしれない。

これは、私がコンサルをしたお客様の「暮らしの底上げ」にはなりません。

無駄を出さない、ロスを出さない、必要以上に買い込み、廃棄しない。

私が目指していたところはそこです。

そこを、各家庭という「社会で一番小さな単位」で「消費を担う人たち」の意識を変え、今のままではだめだという社会の習慣を変えるお手伝いをしたいと思っています。

 

私にかかわったお客様には

買い方そのもの、

選び方そのものをしっかり変えて

必要なものを必要なだけ手に入れる、ということをしっかりと伝えたい。

今一度改めて肝に銘じました。

 

 

企業側が大量の廃棄を出す。そこの根本を見直さないといけないのに

「捨てる分引き取ってもらえたら処分料要らないからラッキー!どうぞ!」ともし思われていたら。

もらう方も、「もらって当たり前」で、自分で選ぶという力を養う気持ちがなくなったら。

 

人生って選択の連続で、何もかも選び取って生きているわけで。

ただ与えられて消費するということになりはしないだろうか、

ものの見方はいろいろあり、立場も色々あり、

そうはいっても実際問題として「生きるために食べ物が必要」ということもあるとは思うけれど

例えでよく使われるありきたりな表現かもしれませんが

私は魚を与えるのではなく

魚の釣りかたを教えて自分で何とかできる人を増やしたい。

 

そんな風に思いました。

 

食品ロスについていろいろ考えました。

スーパーの一角に見切り品や値下げ品ではなく無料コーナーを作って

必要な人は持て行ったらいいし、無料でもいらないという人は取らなかったらいい。それってできないの?とか。

 

それだと一人占めする人が出るという懸念がありそうですが、

消費期限が近いものだったりしたら、転売の恐れとかもなさそうだし。

最初はそういうことが起こるかもしれないけれど、いつもそこに行けば食べられるものがあるという安心感があればそれも最初のうちでなくなってくるのではないかと思います。

たくさん欲張って持って帰ったら、結局ゴミにしてしまって今度はごみ出しが大変になるのはそのうちわかること。

 

モラルに関する懸念はなんにでもつきものですが

「命に係わる危機がない」ということは少し優しい社会になる気もします。

食べるものがないと戦争やけんかが起こる。奪い合いが起こる。

日本で捨てられている総量の半分で世界中の飢餓がなくせるとか、そういう事実を

もっと企業や大きな力を持っている人には自覚してもらいたい。

そのために私ができることは

やはり、消費の一端を担っている自覚を持ち

「ただでも不要なものは手に入れない」ことを暮らしの中で取り入れて、それを伝えていくことだと思っています。

フードバンクも、もっと言えば警察も「なくなる仕事」になったら、それが理想の社会かもしれない。

飢餓も貧困も争いも泥棒も詐欺もけんかもない世界。

 

みんながご機嫌に暮らせる社会を目指して

これからも「お片付けで世界平和」目指します。

初心に戻った岩城を今後ともよろしくお願いいたします。

 

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