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ラク家事

片付け≠掃除


私は掃除は嫌いです。





厳密にいうと「嫌いでした」です。





そういうと、「え?片付けの先生ですよね?」といわれますが、その通りです。





「掃除嫌いなのに片付けの先生なのですか?」と言われると、その通りです。





この話の食い違いには、片付けの意味を知っているのと知らないのとが関わってきます。





片付けとは





片付けとは、「必要なものだけを使いやすく収納する事」です。





片付けって何?と聞かれるとちゃんと答えられる人は少ないのではないかと感じます。私も元々家事の一環でなんとなく整理整頓すること、くらいの認識でした。





いつも伝える手順は「全部出す」「要不要に分ける」「必要なものを使いやすく収納する」だけです。





財布の中身やバックの中身から、押入れやクローゼットまで、手順は同じです。場所やアイテムごとによって多少コツはありますが、大まかにはこれだけ。





お気付きかと思いますが、片付けのやり方には掃除という言葉はありません。





掃除とは





掃除は、クリーンアップです。汚れをとって清潔にする事。はたきをかけたり、雑巾で拭いたり、箒を使ったり掃除機だったり。





これは、片付けとは関係ない作業です。





が、相互関係があるのではないかと思います。





例えば、片付けが苦手な方の家にはやたらと掃除用具(洗剤や使い捨てアイテム含む)がとても多いです。





逆に、部屋が片付いているお宅にはあまり掃除用品がありません。





よく、家事代行サービスを利用させるお客様からは「週一でお掃除の方に来てもらってますが、片付けてくれるのは良いけど、どこに何をしまったか分からなくなってぐちゃぐちゃになる」と言われますが、それはまさに「掃除と片付けは違う」からです。





私が掃除できるようになったワケ





元々掃除嫌いな私が、毎日ルンバを走らせ









犬が2匹いても「いつも綺麗にされてますね」と言われるようになったのは「片付けしているから」です。





例えば。ワクワクする事だったら多少面倒でも前向きに取り掛かる事ができます。





けれど、掃除ですよ。毎日の事を毎日ワクワクでできないのが私です。そんな時はせめて「思い立ったらすぐできる」ように準備しておくと思考停止状態でも体が動いたりします。





アクション数を少なく





さて、そうじするか!となった時にルンバはスイッチ押すだけで良いワケです。





これがもし、ルンバを押入れの買った時の箱にしまっている場合。(極端な例ですが)床中に落ちているものを拾い集め、どこかに乗せ、押入れを開けて、箱から出して、中に溜まってたゴミを捨ててるか確認して、とやっているとその手順考えただけでやる気が失せます。





箒ではこうと思っても、押入れのものがごちゃごちゃの中から出して、とか





雑巾掛けしようと思ってもあったから雑巾持ってきてそっちから洗剤持ってきて、向こうからバケツを、なんてしてたら面倒臭いの極みです。





何でも、ワンアクションで取り出せたり、一緒に使うものはセットにしておいたり、が出来るとやりたいと思ったらすぐ取り掛かれます。





私はこのシステムを作ったのでたまーに掃除スイッチが入るとアレもこれも一気にやりたくなるのです。





一つ綺麗にしたらアレも気になるこれも気になる、で、昨日はお風呂に入りながら風呂桶と風呂椅子を磨き上げたら、息子が「新しいの買った?」と聞いてきました。





それくらい汚れてたって事で、それはそれで反省ですが。





新品と間違われたのが嬉しくてコーヒーポットも綺麗に磨きまくったらこれまた新品のようになりました。





片付けで自己肯定感が上がる





部屋が片付けられていて、掃除もして、気づいてもらえて、なんか嬉しいじゃないですか。





家事って毎日の事で地味な作業ですが、こういう小さな喜びを感じながら日々過ごせることはとても良い事だとおもいます。





是非、片付けをやって、掃除しやすい環境を作ってみて下さい。


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