生きてると酸化します。

酸素吸ってるんだから当たり前。

人も動物もそれは同じで、だから抗酸化とかでアンチエイジングなんでしょうね。

年齢に抗うというのは私の中ではなんとなくピンとこなくて、でも汚い10円玉をピカピカにするのは子供の時とかもやってみてめちゃ面白い。

汚いより綺麗な方がいいから抗酸化という事には気をつけてます。

けれど、歳を重ねた美しさもとても感じるようになりました。

豊かなグレイヘアとか、笑い皺とかは素敵だなと。私についてる彫刻刀で掘ったような眉間のシワは頂けませんが。

あちこちで体の不調やお悔やみを聞く年頃になったんだなと最近感じます。そしてそれは犬も同じ。

最近パルちゃんがめちゃいびきをかいて寝るようになりました。そして以前に比べてめちゃ寝るようになりました。散歩も嫌がって10分くらいで帰ってきてしまうそう。

私の祖母は認知症で寝たきりの晩年でしたが、その頃から凄いいびきをかいていたのでパルも歳なのかなと。

繁殖犬としてひどい扱いを受けてきて交尾と出産以外はキャリーケース並の大きさのケージから出してもらえなかった3〜4年を過ごした子。

小さい子犬の方が高く売れるからと母犬のパルは引き取った時ガリガリで2キロありませんでした。（現在4キロ）

噂によるとかなり悪徳業者だったらしく（その後もう2度と動物繁殖と動物を飼うことはしないという誓約書を書いて倒産）酷い時は麻酔なしの帝王切開もあったらしいと。パルがそうされたのかは知りませんが子宮の癒着もあったらしく避妊手術で綺麗に取ってもらいました。

うちに来てまる4年なので8歳だか9歳だかわかりませんがそんなくらいだそうで。岩城パルフェになってからは毛艶も良くなりお肉もついて歩けるようになり走れるようになり吠えるようにもなって。元気がすぎるので獣医さんから

あれ？もっと若いかな？でも歯がねぇ、みたいに言われたりも。半分以上歯がありません。

なので気にしていたら、薬剤師の方から獣医さんが書かれた犬の健康管理の本を貸してもらいました。

犬のご飯もグレインフリーで、犬のご飯の世界では犬用より、ヒューマングレードという言葉がよかったりします。人が食べるグレードってこと。うちも、スーパーで買ってきたお肉をわんこ用に調理してトッピングして食べさせてます。最初は完全手作りしてましたが、そうするともし震災で離れ離れとか入院した時に食べないとかの心配があると聞き、慣れさせました。

これ以上何をしてやれるかと考えてその本にあった「人が食べるサプリ」を食べさせるようにもしています。コストコで犬用サプリを買って食べさせたこともあったけどよく見ると添加物多いなぁーと。

前まではなんとなく「犬だから犬用がいい」と思ってましたがそれは塩分とかそんな目線からであって、ほぼ「人が食べるのに良く無いところを犬用に使う」と知ってからは気をつけてます。

犬は畜生の時代と言われていたのは昭和初期です。今は令和。常識は変わる。

パルちゃんボーちゃんはうちの家族です。養子です。里親なんで。

ワンコのために、畳はイグサではなく和紙のものに変えました。フローリングも犬が滑らないワックスに。赤ちゃんのように私について周りトイレには一緒に入ってくるしお風呂では出待ち。欲しい時は吠えて嫌な時は全力で拒否る。それがまた可愛い。

人も犬も健康第一だなと感じ、高くてええサプリだからこそ犬にも飲ませる。

ただ、丸呑みするボーちゃんはええけど慎重派のパルは噛んで中身だけなめてペッと出す。

まぁ、中身舐めたらええか。しかし中身魚のアブラの味やで。犬って鼻が効くのにコレ平気なん？もしや嗅覚まで衰えて来てるんかな？

そんなふうに思ってましたがこの前うちに来た仕事仲間に「コレ噛んで食べてみて」とあげたら1人は「サバ焼いた後のコンロに残った油みたいな味やろ？」と言う私の言葉に激しく同意。用意してあげてたお茶をがぶ飲み。もう1人は「えー？全然大丈夫ですぅー」とフツーに食べて流し込む用のお茶をフツーに飲んで「てかこのお茶美味しい！なに？」と聞くので

オーガニックルイボスティー

と答えて話が終わってしまった。

人も犬も味覚もそれぞれやな、って事で。良薬口に苦しかと思ったら好みの問題でした。そもそもサプリメントは薬ではない。

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