模倣美容法

人のご縁とは面白いもので、ここ最近2年前にご縁があって、そこからずーーーっと近いのに遠い距離感。それが、何故かトントンと事が進み、急にご飯に行くことがあり、そこからまめに連絡とる人が出てきた。

2年間SNSでは見かけていましたが、全く会ってなかった。なのに、全然久しぶりの感じがしないのはSNSの強さなのかもしれない。

会わなかった間の変化はスマホからは伝わらないので、あった時に第一印象を言い合うのも面白い。

「あれー？髪型変わった？」

と、何も考えていない口から出た私は心の中で

「あたしゃタモリか！」

と突っ込んだ。

いかにも話題のない人、という感じだが人の印象は最初の一瞬というのは本当だなと思う。

そんな私に彼女は

コロコロ笑い、うんうんと頷き、そして近況を話す。

面白かったのは、なぜか同じような経験をこの2年していたという事。

人間関係の変化や、考え方や、好きなもの、好きな人。

そして、この先どんなふうにしていきたいのかなんて、夢を語ったりもした。

コロナでソーシャルディスタンスと言われているが、心の距離は縮まっているのではないかと思う。

自由なのはいいけれど、平和ボケして頭を使わなくなってしまう気もする。そう考えると、コロナという不自由さが知恵を生み出し、工夫し、どうにか人と楽しく過ごす方法を考えようとするのかも知れない。

この2年の変化で、私は彼女から「美穂さんの腕、肌ツルツル〜！綺麗ー！」と言われた。

何もしてないのに？と言ってみたものの、何か変化を言われると一生懸命それに結びつく事を考えてしまうのは、占いの結果に何か繋がる事を探し出してこじつけて当たったというようなものだろう。

しかし私は考えてしまった。

「そういえば40超えて、熟女、ええ歳になったしいつまでも若々しくいたいと思ってサプリ飲み始めたよ。」

これが私のこじつけ。顔だと化粧品買えたけど今回は腕と言われた。

「永久脱毛行こうと思って明後日申し込みに行く」と言ったら、そんなのする必要ない！と言われたけれど。毛穴が引き締まるとかその他にもいい効果がたくさんあるのだよと話してみた。

以前は肌がカサカサでよく粉を吹いていて。痒みもあり、掻き毟っては傷を作っていた私。よく蕁麻疹も出ていたし、本当に酷かった（汚かった）ので夏でも長袖やストールを羽織っていた肌が、綺麗だと言われるのは想定外だ。自分でも気付いていない変化。

日本は添加物大国で、また食の欧米化で腸内環境が悪くなり、カロリーは高いけど栄養不足。いくら野菜を食べてもその野菜そのものの栄養価は下がり、気を抜くと遺伝子組み換えの恐怖。サプリなんて、しっかり食べていたら要らない！という私の考え方は簡単に覆された。

どのように覆されたのかというと、「そのサプリを取り続けている人を観察した」のだ。

美しい人の習慣を真似ると美しくなれる。

そう思って、何を使い、何をとって、どんなライフスタイルで何を好んで食べるのか、真似をしている。一緒にご飯に行った時は注文するものを「真似させてください」「飲み物何にします？」と。そして美人は甘いものやアルコールではなく「炭酸水を飲む」のが私の学習成果だ。

もしも私をみて「真似したい」という人がいたら私の「模倣美容法」は成功だ。

そう思っていたら2人ほど「何かしてます？」と聞かれたので少し成功に近づいているのかも知れない。

今日のブログは私らしからぬ文面だと感じたあなたは素晴らしいです。

なぜかというと

車のオイル交換に来て、滅多に読まない月刊紙の「林真理子さんのエッセイ」を読んでしまったのだ。

文面にまですぐ影響を受ける私は、そろそろ美人の影響を受けてそうなってもおかしくないはずだ。

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