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夫婦の話

夫婦間のプレゼント


お家と心、整えてますか?





滋賀県在住、子ども5人と犬二匹の子沢山ママ、子だくさん整理収納アドバイザーの岩城です。





私たち夫婦は結婚25年を迎えいわゆる銀婚式というヤツです。実はこの時期には毎年二人でラブラブ旅行でございます。





自分たちでラブラブとかいう時点で雲行きが怪しい




25年目の夫婦





うちの三男が言うには「お父さんとお母さん仲良いってええなって友達に言われる」そうです。





うちの5番目次女が言うには「友達ほとんどお父さん嫌いとか言ってるし両親仲悪かったりシングルが多いから、迂闊にお父さんとお母さんの話ができひん」そうです。





仲良しの定義ってなんなん?と聞いたら「普通に会話すること」と言われて夫と二人で「えーーー??どう言うこと?」と息子に食いついて聞きました。どうもお友達の両親は一切喋らないとか。「必要最低限の話もしないの?」「ご飯できても呼ばないの?」とか。そもそも一緒にご飯食べないとか。





我が家は会話は多いし(というか私が喋りなだけ)夫が休みの日には私の犬の散歩についてくるし。買い物も夫がいる時に一緒に行きます。荷物重いから。





もちろん今までずっと順風満帆に仲良くしていたわけではありませんが、お互いある意味「所詮他人」と言う冷めた部分と「わかってもらえなくても当然」と言う諦め具合で過剰な期待などはせず。淡々と5人を産み育ててきたらいつの間にか25年と言う感じ。いわば、子育てという日本国あげての重大ミッションを協力しつつ遂行してきたわけです。





記念日には何を贈るか





そもそも、夫はサプライズも苦手で私の好みもわかっているようでわかっていません。なので「欲しいものは自分で買うからいらん」と伝えています。





宝石も興味ないので婚約指輪も「すぐに結婚指輪するしいらん」と断りました。





なのになんでもない年のクリスマスにめちゃ高額の美顔器をくれて「こんな高いの買って!!無駄扱いや!こんなもんいらんし!!」と怒り散らし、欲しがった長女にあげた経験も。(カードの明細見て予想より高くてさらに追加で喧嘩)





なのでいつからかプレゼントの贈り合いはやめました。必要な時に必要なモノを買うし、買って欲しい時に「これ買って」というし。ちょうどそれが誕生日や記念日に近かったらかこつけるだけで。





それがなんとなく結婚記念日周辺で夫婦で旅行、になったわけです。そして旅行先で何か思い出になるようなモノを買ってきます。沖縄に行った時には琉球グラスをペアで。北海道に行った時には夫が何故かめちゃ気に入って絶対に欲しいと離さなかった木彫りのキツネとか。普段使いのものを買うと旅行の思い出が蘇って好きです。





夫婦の旅行は全て私もち





なんだかんだ言って夫は私よりもずっと年上で、かなり器が広い人です。先ほど書いたように高価な贈り物をして怒られても「ごめん〜」「いるかなーと思って〜」と言える人で。





私が何を言い出しても「はいはい」って感じです。言い出したら聞かないのはよく知っている。そして優しいわけです。もし私が逆の立場ならそっこーでブチギレる、と思うこともグッと我慢しているのかそれともなんとも思っていないのか知りませんが、波風を立てません。





子供の手が離れて留守番も頼めるようになってから二人でする旅行は、そんな一年の夫の気苦労を労うべく私が全部お膳立て。ツアコンよろしく行きたいところを聞き航空券や座席の手配、ホテルの予約、タイムスケジュール、現地のリサーチ、荷物のパッキングから、旅行費用の用立てまでします。旅行中は全て私のカードか財布から支払いです。なので彼も年に一度のこの時期が近づくとウキウキしながら「○○行ったことある?」と地名を出してきたり「○○食べたことある?」とかアンテナを張り始めます。









子供が喜んでくれたらそれが一番





お父さんとお母さんが仲良いって、どう?嬉しいのか恥ずかしいのか?と聞いたら子供達みんな「平和でいいと思う」「安心する」というので、ならそれで良かった、といつも言います。思えば長女や長男も家にいる時にはそんなことを言ってたし。





夫婦の旅行と家族旅行は違うので、「今年も二人で行ってくるわ」というと「おー。気をつけて」「お土産よろしく〜」です。慣れたものでわんこの世話もしっかりとしてくれて安心できます。





うまくいくことばかりではない夫婦





ここまで読んでくださった方は「仲がよろしいこと」とお思いかもしれませんが、旅行に行くと必ず喧嘩をします。一昔前に流行った成田離婚という言葉はすげー!と思います。私たちも最初4日の日程で沖縄に行った時は3日目の夜に大喧嘩になり私は本気で先に帰ろうかと思いました。夫が土下座の勢いで謝ってきたけれどどうしても許せないくらい腹が立った。





なので次の年は一日短縮したのに次に行った北海道でまた二日目の夜に大喧嘩でもう一泊二日でしか出かけない!!とキレた。そしてしばらく1泊2日が限度になっていましたが今回は銀婚式ということで少し伸ばしました。いつも喧嘩の内容を聞かされる子供たちは「お父さんの失言〜!」と笑い「あー、そろそろ日帰りになるな」「そのうち3時間までとかになるな」と夫を揶揄っています。





喧嘩して仲直りするには





喧嘩したら私が激しいです。でもやはり元の鞘に収まるのは魔法の言葉、「しゃーない」です。他人だから。性別も違うから。分かり合えなくて当然。そして「離婚したらお母さんについてくる人手をあげて!」というと夫も元気よく挙手するわけですから。





基本的に人ってしたことは忘れるし、「やってあげた」と思うことは覚えている。同じように「された!」というマイナスイメージが強いことは覚えていても「してもらった」ことは忘れがち。





偉そうにプリプリ怒っていても、やはりしてもらっていること、大きいです。それを指折り数えると相手を尊敬する気持ちがまた湧いてきて感謝だなと思うわけです。





人間関係全て同じ





親子関係も似ていると思いますし、詰まるところコミュニケーションです。





家庭は社会で一番小さな単位で、また、子供はいいことも悪いことも親の影響を一番よく受けそうで。だから包み隠さず夫婦喧嘩の話もするしお互いの不満も言いますから「なんでそんな喧嘩しながら仲がいいのか」と言われたり逆に「言いたい放題言い合ってるから気楽でいいのか」と思われたり。





相手に自分の気持ちを伝えるのは大事で、伝え方も大事で。私達のやりとりを見て育った子供達の将来にそれが吉と出るか凶と出るかはわかりません。





が、そこもお手本にするのか反面教師にするのかは子供達に委ねます。





きっとプレゼント好きな配偶者に当たってしまったら「うちの両親はプレゼント贈り合わなかったから」という言い訳がいる喧嘩が起こりそうですが・・・それは知らん。





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