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偏見の正体


ビックリです。





先日、車を買い替えて片道100キロ弱のお出かけしましたが全然しんどくない!腰も痛くない!ずっとカラオケ大会みたいな。次の日もちゃんといつも通り起きられた!アクセルもブレーキも踏まなくてもちゃんと自動運転で走ってくれるのが大きな理由かもですが、買う時に「これなら東京の往復でも余裕ですよ」と言われた意味が何となくわかる。次は滋賀県から神奈川県まで走るのが楽しみです。





私もともと運転は好きでナビさえあればどこでも行けちゃうと思ってましたが、引っ越して家の前の道路が激狭?鬼狭?ぴえん超えてぱおん?で軽自動車に乗ってました。





それまでは田舎暮らしと子だくさんでずっと大きい車に乗っていて、最後に乗っていたのはエスティマでした。生産中止になったようですがええ車でした。





3ナンバーから軽になり最初は身軽だし街に来たしバスも電車も便利だし近所しか乗らないしくらいに思ってましたが。また遠出をするようになり、高速も乗るようになり運転にすごく疲れるように。運転嫌いになりかけてましたが滋賀県民は車が足なのです。街であろうが田舎であろうが。





けど近隣駐車場は全部月極10,000円超えてるしそもそも空きがない。





そんなことで夫と私それぞれ軽自動車に乗り。家族で遠出の時はレンタカー借りたりしてました。





40越したらちょっとくらい自分の好きなものを身に纏い、行きたいところに行き食べたいもの食べても良いやんと言う子だくさんママの儚い思い。(子ども5人育てるのに必死のパッチ)





まだまだ、手はかからないけどそうなるとお金がかかる子どもが手元に3人おりますが





軽自動車のメリットも多いけれど、やっぱり大きくて乗り心地が良くて安全性の高い車欲しい→友達がBMW見に行きたいからついてきて→付きそいできてくれた外車に詳しいお姉さんのポルシェでショールームへ





から1ヶ月半後ベンツ買うことになりました。





駐車場契約やめた近所の人が大家さんと繋いでくださり。トントン拍子でことが運び。





その時に数年前にあった、ある話をふと思い出しました。





片付け講師で会場に出かけた時参加者の方が





「岩城先生がベンツとか乗ってたらどうしようかと思った」





とおっしゃった。





なぜかを聞くと「成金のイメージで嫌だ」「軽自動車で親近感持ててよかった」など詳しく教えてくれました。





私は、次になぜそう思うのかを聞いたら本人の中にあるいろんな思いがどんどん出てきて。それはただの偏見だと感じました。





そこで、私なりに彼女に伝えたのは。





私の知り合いやお友達結構ベンツ乗ってる人いるんですが、そんな嫌な人1人もいませんよ。ベンツのコンセプトみたいなやつ、知ってます?世界中から交通事故を無くしたい、か、交通死亡事故を無くしたい、か、確かそんなことを掲げているんです。大事な命を守りたい、同乗する家族や友人を守りたい、人に怪我をさせたくない、事故のリスクを少しでも低く、とかそんな考えで選ぶ人もたくさんいます。もちろん、車に乗ってる時間もご機嫌に過ごしたいとかもあると思うし、ステータスを求める人もいると思いますが皆さんそれぞれ自分にとってなぜ必要か、高いモノだからこそ考えて購入されてると思いますよ。





と、確かこんな話をしました。





その方は素直なので「え?そうなんですか?!私勘違いしてたかも」みたいなことをおっしゃっておられました。その時は自分が買うとは全く思わず、そして特にベンツを擁護する何かがあるわけでもないのに、何となく「偏見」という感覚に私は抵抗があったのだと思います。





ただ、今回ちょっとお世話になっている方に「何でそんな高いだけのしょうもない車買ったんですか!」「手付金損してでもやめてください」と言われて私なりにお答えしてご縁を卒業しました。





考え方は人それぞれですが、偏見とは「自分が絶対に正しい」という考えのもと作られてるもので文字通り偏った考え方なんですよね。





人の判断を真っ向から否定したり、よく知らないまま小馬鹿にする人にものすごく出会う時期がありました。あなたの人生に私のこの事は何の関係もないでしょ、という事なのに自分の思い通りにコントロールしようとする人。





ある意味毒親とか呼ばれることとか「あなたのために」の押し付けも同じかも。





もしかしたら自分にもそんなところがあるのかもしれない。そんな静観の機会ももらいながら





知ろうとしないで否定だけをするという人といてもしんどいのでそこから卒業したら





ちゃんと空いたスペースには、何と良い仲間が増えたこと。お友達は同じく赤いベンツを買いました。





「なぜ?」を5回繰り返すと本質に辿り着くという手法を知ってから私も良く自分でやります。





あれ嫌やわー、と思ったら「なぜ嫌なのか」を紙に書き出す。その理由についてまたなぜそう思うのかなど書いていく。





冷静にそれをすると、以外と関係ないことに繋がっていたり、原因は全く畑違いの所にあったり。そもそもただ今の精神状態というか、機嫌が悪いだけだったり。





偏見を持って辛くなったりイライラするのは自分です。





人は人、よそはそよ、私は私。





誰かに何かを言われる事がなくなる事はありません。何してもなんか言われるし何もしなくてもなんか言われるのが世の常ではないでしょうか。





誰にどう見られているかどう思われているかは大人ならある程度気にしないといけないかもですが





私は中身おっさんですが中身小学生みたいな所もあるので





嫌な事は嫌!私が選んだんだから文句言われる筋合いあるか!





と、そのスタンスで40代を過ごせていることがありがたいなぁーと思います。





日本では人口の1%未満のクリスチャンの私。





クリスチャンである事にも偏見持たれたり、子どもが多いことで偏見持たれたり、いろんな「少数派」の苦難?もありました。





が、それも自分で選んだこと。私はそれが良いと思ってる。





ロングドライブの次の日の日曜日、教会に行ってそんなことを改めて思いました。


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