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岩城美穂流片付け思考

モノの量と心の関係


精神科医の話によると、家の中にものがあふれている人は、「ものがある」という状態が心の支えになっているそうです。





こういう人は、予想外の出来事に弱く、不安が強く変化を恐れる傾向があるそうです。





物にすがって、もので心の隙間を埋めるのです。物ではありませんが、資格取得という目に見えるものにすがりやすいのもこのタイプです。





お金持ちはいらないもの、余計な不安を捨てられる





また、ものを捨てられない人は、ものに執着するあまり、先行投資を恐れ、人に与えることができない、自分に自信を持っていない人が多いそうです。





さらに、自分のものが失われることに対する恐れから、リスクのあるチャレンジを避ける傾向もあるとのことです。





物で溢れかえった部屋にいる人の傾向





新商品を買っては収納の肥やしにする人は、熱しやすく冷めやすい、広告に踊らされやすいということであり、自分の頭で考える力や忍耐力に欠ける傾向があります。





こういう人は、行き当たりばったりで段取りの悪い人生を送っている場合が多いそうです。





これはつまり、お金に関しても同じことがいえるでしょう。





たとえば必要なものと必要でないものを冷静に判断して買い物をできるか。ダメなものは断捨離、損切りをする決断力があるか。変化を楽しめるか。リスクテイクして新しい挑戦ができるか。





自分の家にものがあふれているかどうかで、その人のお金や人生に対するスタンスが見えてきそうです。





片付けで人生が変わるという意味





冒頭に書きました、「ものが多いと変化を恐れる」ですが、これは逆に考えると「ものを減らしたら変化することにチャレンジできる」のです。





例えば、住むところを変えたいと思っても、ものが多いと引越しが大変だからやめておこう、となります。





けれど、ものが少ないと引っ越しも楽でいざとなったらとても身動きも早いです。





引っ越しではなく旅行で考えても良いですね。









大きなスーツケースにモノを山盛り詰め込んでいては、移動が大変ですし行動も制限されます。しかし、荷物が少なくてヒョイと持てる重さのバッグ1つならついでにアレもソレも、と予定外の観光ができるかもしれません。





モノの量と不安の大きさは比例する





不安が大きいとものが増えるそうです。





私もかつて、ものが多かった時は漠然とした将来の不安、子育ての不安などなぜかたくさんの不安に押しつぶされそうになっていました。





けれど、片付けができるようになり、ソレがなくなりました。何事に対しても、執着がなくなったワケです。執着がなくなると心が軽くなります。





ものが多いと、減らす時に痛みを伴う事がありますが、骨折と同じで折れたところはより強くなります。そして、痛みを感じるのは一瞬で3日も寝たら手放したことすら忘れたりします。









もし今何かを変えたいけど何をしたら良いかわからない、変わるのが怖いという方がいらしたら是非身の回りの片付けからやってみてください。





必ず良い変化になります。






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