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モノの旬
いつか使うかもしれない、のいつかは来ません
と伝えますが、迷うモノ、手放さないモノがある方はこんな見方をしてみるのはいかがでしょうか?
いつ使うの?
これ、捨てにくくて、とおっしゃるお客様の中には色々な事情から「捨てられない」とおっしゃいます。
例えば、未開封だから捨てるのが勿体無いとか、いただきモノだから捨てられないとか。
特に「お姑さんからもらった」は手強い印象です。
迷っている時点でいらないモノなのですが、どうしても勿体無いと思えて仕方ないという場合は「いつ使うの?」と問いかけてみて下さい。
具体的な時間軸でも良いし、シチュエーションでもオッケー。それに応えられるものはその時期やその場面が来たら使えたり、消費できます。
随分前に、いつやるの?今でしょ!
って流行りましたが、その勢いで自分に問うてみて下さい。
モノの旬とは?
新しいものを買った時、1番テンションが上がるのは支払いをした時だそうです。
たまに、買って帰ってきていつまでも紙袋に入ったまま放置される方もおられますが、それはまさに「買って満足した」という証拠。
モノの旬は手に入れた時、その時です。
旬のお野菜は採りたてが1番美味しい。その後はどんどん腐っていきます。
モノも旬を逃すとその後使われる事はほとんどありません。流行りもそうですよね。
今年はやっているなら、今年着ないと、来年ではもう流行遅れなのです。
いただきモノの旬
いただきモノにも旬があると考えてみてください。
それは、頂いたその時です。受け取る時に笑顔でありがとうございますと伝えて受け取ればそれでオールオッケーです。
あなたのものになったモノは、あなたがどうするか決めたら良いんです。
そのものを手放したからといって相手の気持ちまで捨てるわけではありません。
逆の立場に置き換えると、あなたが良かれと思ってあげたモノを相手が「捨てたいけどなんとなく捨てられない」とモヤモヤしたまま持ち続けられたらどうでしょうか?
私なら大声で「今すぐ捨ててー!!」と叫びたくなります。
手放した後のモノ
あなたにとって不要でも、必要としている人がいるかもしれません。
ずっと押入れに押し込められるより、誰かの役に立つ方がモノとしての価値もありますし、環境にも良いと思います。
ちゃんと分別して捨てることも、資源として新しいものに生まれ変わりますし、ただ捨てているようでちゃんとリサイクルされていることもあります。
また、なんとなく置いて溜まっていったたくさんのものをもしあなたがいなくなったら誰が片付けるのでしょうか。
そう思うと、自分のものは自分でカタを付ける。
片付けってそんなもんです。