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岩城美穂流片付け思考

ストックの適量は?


先日、シャンプーがなくなりました。その日のうちにAmazonでポチると次の日には届きまして、夜のシャンプーに間に合いました。





すぐ必要なものだけではなく、アレいつどこで買ったっけ?の履歴もわかるので便利。





便利な世の中になったものです。





気に入った物は何度も同じ物を買うタイプ。




ついつい溜めがちな物





お客様のご自宅で感じる事の一つに、買い物をした際にもらったビニール袋や、街中でもらったポケットティッシュなどを大量に持ちすぎている場合があります。





いくらあっても腐らないし、いつか使うかもしれない、というのが心理としてあります。しかも、一つ一つが小さい、薄い、場所を取らないとなると溜め込みやすくなります。





でも、本当に必要なもの、ではないかもしれません。





溜め込んだものの末路





溜め込んだものは使わず放置されることが多く、それがキッチンのものなら





・使おうと思ったらベタついて劣化していた





など、腐らないけど劣化している、はあるあるです。





プラスチックスプーンが入っていた袋や割り箸の袋がベタベタ、ということがあったり、たくさん溜め込んでいた輪ゴムが使おうと思ったらすぐ切れる、も私は過去に経験しました。





何故溜めたくなるのか





物を溜め込むことは、不安の現れです。





「これを切らしてしまったら大変」「念のため、もうひとつ買っておこう」とトイレットペーパーや調味料などのストックをどんどん買い込んでしまいます。





そのストックもあちこちに収納してしまうので、正確なストック数がわからず、さらに買ってしまうという悪循環に陥ってしまうやつです。





不安の大きさは荷物の多さに比例するとも言います。





不安が襲ってきたら「そんなに深刻な問題か?」を自問自答してみましょう。





無かったらそんなに大変?





今はコンビニもスーパーマーケットも近くにあります。もし夜にトイレットペーパーがきれても、翌朝には買いに行くことができます。近所のお店を我が家の冷蔵庫や倉庫だと考えるようにすると、過剰なストックを減らすことができます。





近所にお店が無く、ストックがきれたら困ってしまうという方も、冒頭書いたようにネットショッピングが便利です。翌日配送が増えているので、多くをストックする必要はありません。





我が家はその便利さにまんまと乗せられたのでプライム会員で送料無料なのでヘビーユーザーです。





ストック数の目安





どうしても不安な場合は今使っているモノ+1を定数にしましょう。その+1を使い始めたらストックをひとつ買えばいいのです。またストック場所を一つに決めて、そこを確認すれば重複買いを防げます。





その動線があるだけでかなり在庫管理は楽になります。





どの家にも大量にあるアレ





お片付けの現場でよく発見されるものは、意外なことに「使いかけの大量の洗剤」なんです。しかも場所別、用途別にあらゆる種類のものが大量に揃っていることが多いのです。
これはお話を伺っていくうちにわかったのですが、「散らかっている、きれいにしなくては…」→「まずは掃除だ」→「そのためにはまずは洗剤を!」という流れで買われているようです。でも部屋が散らかったままだと、モノをどけるのが面倒なので、結局掃除はせずに、洗剤だけがたまっていく…ということに。





◯◯専用、ではない物を選ぶ





今は様々なところに使えるマルチな洗剤がありますし、古い洗剤は洗浄力も落ちています。大昔の洗剤は思い切って廃棄しましょう。そこにも収納スペースが生まれます。
洗剤のほかにたくさん発見されるのは、ガムテープ、電池、絆創膏などです。必要な時に見つからなくて買い…を繰り返しやすいアイテムです。これらも置き場所を決めれば、最初の一つを買うだけで済みますよ。





まとめ





「いつか必ず使うものだから」といって、大量にストックを置いておくのも、部屋に物が溢れてしまう原因になります。





安いからといって大量に日用品などを購入するのではなく、収納場所にストックできる量だけを購入するようにしましょう。





必要なときに必要なものがあるように、家の中では適度なストック量を保つよう心がけましょう。ストックが少ないと収納ケースや収納グッズも不要で、在庫管理もめっちゃ楽です。


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