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岩城美穂流片付け思考

ものを減らす工夫


片付けっていったら物を捨てろって話になるんでしょ?!それが無理なのヨォー!!





と、先日私が片付けの仕事をしているといったら突然言われました。





片付け講師あるあるです。そして、それについては、半分正解で半分間違いです。





モノを捨てろ!ではない





私がお伝えするのは「いかにラクして暮らすか」「時間の有効活用しませんか?」です。





片付けは究極のズボラ道だと思っています。





そのためにはものが少ない方が断然よろしい。ので、「必要なものだけを残す」ことのメリットを伝える必要があり、そうなるためには要不要に分ける、が不可欠なのです。





捨てろ!をキツく言いすぎると捨てれば捨てるほど優秀!と錯覚してしまい、必要なモノまで捨ててしまう危険があります。そうなると、また買い足しが必要となり、リバウンドにもなりかねません。





捨てる、より「仕分ける」





私は要不要に分けてください、と伝えます。





中には、いるかいらないか、というと全部いる気がする、という方もいらっしゃいます。





なので、角度を変えて





⭐︎好きか嫌いか





⭐︎使っているか使っていないか





⭐︎使いやすいか使いにくいか





⭐︎もしそれがなかったらもう一度同じものを買いたいか





大体これくらいの質問をすると答えは出ます。





そして、不用品ではなく必要なものを残すという事にフォーカスしてもらいます。





そもそも本当に必要なものはいるかいらないか迷わない





お客様のお宅で片付けをしている時にお金が出てきたら「これいりますか?」と聞きます。すると100%「いるに決まってるじゃないですか〜」と言いながら嬉しそうに受け取ってくださいます。









私の場合、実家からこれ出てきたときは正直少し困りましたが(笑)





でも、同じ質問でも、忘れていた何か、が出てきたときは「あー!懐かしい。こんなのあったんですね」とか、下手すると「あー・・・それ・・・」と、見たくないモノを見てしまったという顔をされる事があります。





そして、そういうものほどいるかいらないか迷ったりするのです。





前者は絶対いるもの、後者はいらないもの、ですね。





不要なものほどとっておく事がモヤモヤしたまま心のわだかまりが残っているというような状態になります。





部屋の状態は心の状態とリンクする





手放す時は痛みを伴う事がありますが、しばらくするとそれも癒されスッキリとした気分になります。(少なくとも私はそうでした)





そしていつの間にか忘れてしまい、数年後には「そういえばあれ捨てたけどなんであんなに執着してたんかなー」と不思議に思う日が来ると思います。





片付けたいと思ったその時は、何かステップアップしたいという気持ちのあらわれかも知れません。





身軽だと動きやすい。それと同じです。手ぶらで散歩するのと、前に後ろにパンパンのリュックを装備して出かけるの、どちらがラクなのか。それと似てます。





同じ原理で、私の趣味は旅行ですが、その時の荷物もかなり少ないです。二泊三日、夫と二人で出かけるときでも、下の写真の機内持ち込み用サイズのスーツケース1つに2人分入れて行きます。





そうすると夫が荷物持ってくれるので私はほぼ手ぶらで行く事に。ラクチンでございます。





夫よ、いつもありがとう♡





旅行の時はボクも連れて行ってーな





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