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節約より○○を勧める理由
かつて「節約主婦」として奥様雑誌にも載っていたほどストイックに節約していろいろダメになった私。去年、1年ちょっとの間集中していた「美容サロンワーク」を年末に手放したので今年は家でのんびり・・・していたらふと節約しないといけないかな?と頭をよぎりました。
ストイックな節約の罠
意地になってあほみたいに節約に明け暮れた時期があったのでよくわかりますが、節約も、やって良い節約とやったらあかん節約があります。「1円でも安いものを求めて遠征」とか「食費をケチること」とか。これはあかん節約の代表で、すると本末転倒どころか人生転覆します。健康を損ない、一家離散に片足ツッコみます。(我が家の場合)
お金がなかったあのころの20代の私に、タイムマシンがあったらすぐに駆け付けてビンタしながら「片付けをせえ!」と伝えたいと本気で思っています。
それはこちらにじっくり書いております。
まずやることは片付け
お金がないから節約に励もうとする思考回路の人がいたら(過去の私)、是非片付けからしてみてください。節約はその場しのぎ。根本解決をしようと思ったら片付けなのです。
そもそも、不要なもので散らかっている部屋は頭の中も散らかっているとか、不用品があるということはお金ないくせにいらないものにお金を使っているということですから。
お金持ちの家はすっきり片付いているとか、床に物を置いていないと言われるのも納得です。床に転がしていてもいいような不用品を買わない、のですから。
不用品を分けて捨てたら、それこそ無駄にもったいないことをしているのではないかと思うかもですが、これが違うのです。次からそれに気づいて無駄金を使わなくなるし、しっかりと片付けを習慣化することで、そもそも買う前にいるか要らないかちゃんと自分で分かるようになります。
気を付けるべきはストレス
でも、私自身去年を通して再確認したのは「ストレスは買い物で晴らしがち」ということ。ストレスがたまると外の空気が吸いたくなる、はあると思いますが、心が穏やかだとその辺の散歩で十分なのに、ストレス過多だと甘いものや辛いものが食べたくなったりで外食や買い物に走ったりしませんか?私だけ?
また、仕事=我慢料みたいになっているので自分へのご褒美と称した何かを欲する。
食費の節約も、楽しんでできているのならいいけれど、辛くストイックになってしまうとストレスの原因です。そして、楽しくできているつもりでも家族にストレスがかかってしまう場合も要注意ですよね。
節約の努力をするか収入を増やす努力をするか
よくこんな問いかけを見聞きしたりします。夢や、やりたいことを叶えるには後者でしょう。何も、漠然と贅沢したい、豪遊したいとかではなくて「子どもが留学したいと言ったら心から応援してあげたい(金銭面でも)」とか、遠く離れた実家に交通費気にせずにもっと会いに行ってあげたいとかそんなことを含めて。
でも、私はここに是非片付けも入れて欲しいです。家を片付けることで出費が減ると収入が増えたのと同じ効果だと思いませんか?
30万円に収入があって、30万円全部使っていたとして。不要なものや捨ててしまうものに5万円毎月使っていたとしたら片付けをするだけで5万円得した、ということになります。劇的に収入を増やしたい場合は増やす努力は必要ですが、もう少しゆとりが欲しい、あと数万円あったら、でしたら片付けで十分達成できます。
去年の私含め、嫌な仕事をして得た報酬でストレス発散をしていたら是非これからの生き方を考えてください。
私はコレで働き方を変えました
トライアンドエラーを繰り返して自分のことがわかっていく気もします。面白そう!と思っても、やっていくうちに思ってたんと違う、とか。最初は「大丈夫かな?」と思っていても意外とうまく行ったり。そうしているうちに自分にとって何が一番合っていて、居心地が良くて、穏やかでいられるかわかってくるのではないでしょうか?
私は同じ場所に行って同じことをして時間が過ぎるのを待つのが一番ダメだったのに、それをすっかり忘れて同じことをやってストレスをためてみました。コロナで「貧すれば鈍する」をやったのです。でも、それがあったからわかります。
私は片付けが好きで自分の時間の使い方を自分で決めたい人。日々のタイムスケジュールやto doリストを誰かに指図されるのではなく自分で決めないと動けない事。そして多動性のため同じ場所に通い続けられない事。
最近はそんな、私みたいな社会不適合者にも優しい世の中になってきたように思います。仕事も暮らしも生き方も自分で選べる。片付けを通してそんな気付きも得てみませんか?
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