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子だくさんママの子育ての話

祖父母からの最高のプレゼント


先日次男が大学に合格をしまして、我が家では嬉しい誤算が起こっておりました。





大学入試にはいろいろなパターンがあります!





学資保険をかけていらっしゃるご家庭も多いと思いますが、これ、受け取りの満期に注意が必要です。(以前保険関係の仕事を1年ちょっとばかりしていました)





我が家でも上二人は一般入試で受けましたので一番ベーシックな受験だったと思います。センターも受けたし、インフルエンザの脅威におびえつつ、でもそれを私の鼻息で吹き飛ばしつつワクチンも受けずで臨んだ受験シーズン。





受かったー!の連絡は雪が積もる中受けた記憶があります。





もう社会人になった上二人の学費





合格通知が来て1週間以内に入学金を振り込み(長女は大阪の私立女子大、長男は京都の私立大学でした)すぐに前期の学費納入でしたが、二人とも私立高校で高校の授業料もすべて払った後でしたし、長女は学費が高めの大学で、入学金が30万円ほど、前期、後期78万円、その他諸費用一括で30万くらいでしたが年間100万円免除の特待生で行ってくれたので学費は半分以下で済みました。長男は私立ですが文系で入学金が25万円だったかな?前期後期それぞれの学費は58万円だったと記憶しています。





なんとなくこの時期くらいだと心構えがあったので特に何とも思いませんでしたが、今回は勝手が違いました。





親も初めてのAO入試





次男は情報工学部というらしい理系の学部で、どうしてもこの大学のこの学部がいい!!と何故か早い段階で決めていました。(息子の受験だから息子に任せていた)





高校では一般入試クラスに入っていたので、てっきり一般入試で受けるものと思っていたけれど、先生の勧めかなにかでAO入試になりました。(息子の受験なので好きにしたらいいと言っていた)





筆記が受かり、プレゼンの試験では「VRを使ったビジネス展開」みたいなテーマで臨みました。が、なんせ学部ができて2年目か何かで受験対策もわからない、去年は息子の高校から臨んだ受験者が全て一次で不合格になった、という不穏な空気が流れる中で受けまして、合格をしたそうです。(先生に任せっぱなしでノータッチ。親がかかわるのはお金のことだけ)一人だけ受かって一緒に受けた友達みんな落ちてしまったので気まずいらしく、それも受験あるあるだなと遠い昔を思い出していました。





まさかの10月頭に進路が決まる





AO入試は9月に始まり、二次試験が10月頭にあって、すぐに結果が出ました。合格通知とともに、つながってついてきたのが入学金と前期の授業料納入のための振り込み用紙です。





今回は入学金20万円(1週間以内に振り込まないと合格取り消し)と前期納入金68万円(これは10月25日までに振り込まないとこれまた手続きの不備となる)。





そしてうちの子の高校は4学期制でそれぞれ学費を納めていますがまだ二回分高校の授業料も残っています。(30万円ほど)





合格を伝えたらちょっとしてから実家の母が「お祝いは現金がいいやろ?用意しているから取りにおいで」と電話をくれたので内祝いをもって息子と出かけました。高速に乗って40分ほどなのですぐに行きました(笑)





お礼の仕方も教えます





内祝いを買いに行くところから息子と一緒に。本家の「サクラサク」の時期ではないのですが、近鉄のお菓子屋さん「ヨックモック」で、入っている缶が期間限定の秋桜(一応桜とかけてみたけど全く気付いてもらえなかった)の柄がついたものを選びました。









「熨斗はどうされますか?」に「外熨斗で」と伝えて「内祝いで」「岩城で」とやり取りをしていると横から「うわー!聞いたことない単語が飛び交ってる」という息子。





内熨斗と外熨斗の違いとか、紙袋に紙袋が入ってるというので持ち帰り用と持って行く時用だとか、渡すときは紙袋から出して、とか色々伝えて自分で渡すように練習してごらんと伝えました。





実家は無礼講でした





渡し方まで言ったのに、私が車をガレージに停めてる間に先に降りて「ばーば、じーじ!大学合格したで~!」と持ち帰り袋のままホイと渡していた息子。





よく来たなぁー!久しぶりやな!おめでとう!と迎えてくれた父は郵便局の袋のまま息子にお祝いを渡し





私→「なんであんた!袋から出してお礼言いながら渡すって言ったでしょ!」





母→「お父さん!ちゃんと袋から出してお祝いの袋で渡さなあかんやろ!!」





そんなすったもんだもありながら仕切りなおしてお茶会をして帰ってきました。





思いもよらず弟もお祝いを用意してくれていて、それも現金でした。「学費の足しにしたらいいし」と。





あ、安心してください。贈与税がかかるほどの金額ではございません。





でも、これが本当にありがたいです。





子育てに本当に必要なものはお金です!





以前こんな記事を書きました。





マシュマロクラブコラム「両祖父母からのプレゼントに困ったら」





我が家は円満に現金でいただけたので振込用紙に領収印が付いた写真を送って「おかげさまで納入いたしました!」と報告をしました。(え??そんなに高いのか!?と驚いていましたが)





お祝いは気持ちですからモノでもうれしいと思います。





でも、お金は何にでも変身できる魔法の道具だと考えています。今回は全額子供の学費にしましたが、学生はパソコンもいるし(うちは私が使いこなせなかったマックブックをあげた)大学入学にはスーツもいる。本当に物入りの時に現金は本気と書いてマジでありがたいです。





これを読んでくださっている祖父母の皆様へ





高齢者向けの片付け講座でもいつも言っていますが、どうぞお祝いは現金であげてください。ランドセルが必要でしょ、でもランドセル代としたり商品券であげてください。微妙なこだわりがあったり、「ここがこうなったのが良かったのに」とか今は商品が山のようにあるので「良かれと思って」がそうでないことの方が多い気もします。または、一緒に買いに行ってあげる、など。





一番残念なのは「欲しかったのじゃない」のに「じいじばあばがくれたから我慢して使う(使わせる)」これはお互いハッピーにはなりません。





私は片付けを通して、親との関係も良好となりました。いろいろな思いもちゃんと親に伝えることができてからというもの、お祝いというものは毎回現金でもらってきて、感謝しかありません。





そして私もおばあちゃんになってもおかしくない年頃の子どもがいますし、もしその立場になったときには常に「現金主義」「スポンサー」でいきたいと思います。





モノより思い出。モノより経験に使ってもらって、幸せな記憶に残るように。





現金なんて、そんなげんきんな!なんて言わないでね~。









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