私は犬が大好きです。

寝る時も一緒に寝てるし何言ってるか分かります。何して欲しいのかもわかります。何がしたいとかもわかります。

ですが、この子達を引き取る前（この2匹は保護犬なので買ったのではなく、里親として譲渡契約を交わし引き取りました）

15年ほど前に飼っていた（亡くなった）ミニチュアシュナウザーはペットショップで買ったワンコ。この子も可愛くて我が家の長男でしたが

なんせ片付けラレネーゼの私が子育てのわちゃわちゃの時に飼っていましたのでめちゃくちゃでした。

出しっぱなしの子供のクレヨンを食べてしまってレインボーウンチが出たり

米袋を冷蔵庫の横に放置してあったのを生米のまま食べてしまい、部屋中下痢だらけだったり。

置きっぱなしの野菜をかじったり。

わんこの食べてはいけないものって結構あるのに、そもそも食べ物ではないクレヨンまで食べてたくらいですし、ぬいぐるみとか子供のおもちゃを食べてしまった事も。

これは明らかに飼い主の責任です。

反省し切って、亡くなった時にはもう自分には犬を飼う資格はないと10年ほど飼えませんでした。

でも、片付けられるようになり保護犬のことを知り、こんな私でも幸せにしてやる子がいるならと思って保護団体へ出向き、パルちゃんに出会いました。

元々は繁殖犬。ガリガリで見るも無惨な、可哀想という言葉がしっくりきすぎて泣けてくるような子でしたが今では体重も倍になりました。

ビフォーとアフターが違いすぎる、今はもう丸々しすぎて後ろから見たら豆大福みたいですが可愛すぎて母乳が出そうになります。

ワンコが誤飲した、変なもの食べた、は、飼い主の責任です。先日テーブルの上に置いてあったティッシュを咥えているのを見て子どもが

「ボーちゃんがティッシュ咥えてる！誰やこんなとこにおいたん？！ちゃんと捨てなあかん！！」と注意喚起。みんなでホンマやな、気をつけなあかんな、となりました。

置いてある水に埃が浮いていたら洗って綺麗な水を入れてやり、外に出たそうなら裏庭に出してやり、着替えをさせて遊んであげる。

安全を守るのも大事なことですが、犬は赤ちゃんと同じで何をしでかすかわからない。ある意味赤ちゃんより運動能力は高いので予期せぬことを起こします。

そのリスクを少しでも減らすために、片付けは大いに役立ちます。

いま、2匹と楽しく暮らしていてわかるのは「片付け出来てることで心配や不安が回避できる」という安心感。

特に2匹とも今まで繁殖犬として辛い数年間を送ってきたので残りの人生？犬生？はめいいっぱい幸せにしてやりたいと思います。1分でも1秒でも、元気で長生きしてね。