小学校の勉強に思う
先日、夕食を作ろうかと思ってキッチンに立ったら
突然娘が、『明日テストやのに円の面積が全然わからん』と言い出しました。
ビックリです。明日テスト?ってことはずっとわからないまま単元が過ぎてるってこと?この子は授業中わからんわからん、で過ごしていたのかと思うと時間がもったいなすぎる。
私、円の面積大好き。そして、私自身国立中学を中学受験してますので、人生で一番勉強したのが小6。過去の栄光を言うとカッコ悪いので普段あまり言いませんが、全国模試で国語では97点の二位をとったことも。
それを母から「あと2点で1位だったのに!」と怒られたので今でもその時のことはハッキリ覚えてます。昭和ってそんな時代。
とりあえずわからないままテストで悪い点数取ったら、余計に嫌になるはずなので
なんとかそれを阻止しようと必死のパッチで伝える事5時間!!夜10時過ぎまでかかった・・・。
なんとなくわかったそうで、臨んだテストは8割ちょっとの点数が取れたそうです。
持って帰ってきて出来なかったところをやり直させたのは書かなくてもいい話ですね。
コロナで休校、そして詰め込み。
挙句の果てに円が終わったら「X」「Y」を使った問題になりまして、中2病息子が「え?なんで方程式やってるん?」とのぞき込んできた。
そして、こちらももれなく晩御飯前に「わからん」と言ってくる。
学校帰ってきて遊び頬けてテレビ見てYouTubeみてゲームした後に。
方程式まではいかないけど、今まで中学でやっていたことが小学校に降りてきて、その代わりに小6の単元は中学校へ、というトレードが行われている模様。
先生がそう言ってたと子どもが言うので間違いないでしょう。
ボケ―ッと過ごしてしまっていきなり詰め込んで。
昔好きだった赤毛のアンは、夏のバケーションの数か月はまったく勉強せず、新学期が始まったら「教科書さん、お久しぶり!」とまた成績優秀に戻る。
何が違うのだ!?
これもコロナ禍なのか!?
そうか!DNAか!
色々考えましたが結局DNAより育った環境が大きいらしいので
これまた夜に3時間みっちりやりましたよ。
喧嘩しながら。
距離が近いとダメなのを実感し、「塾行け」「いやや!」までやりあいました。
何回教えたらわかるのー!?30回は同じこと言った!という私に
そんなに言ってない!28回くらい!と、負けずに食って掛かってくるのは間違いなく私のDNAです。
とにもかくにも私が勉強を教えるのは、100点取ってほしいとか、中学受験に向けて、ではなく
「授業時間、わからんかったら面白くないやろ?」なんです。
わからないよりはわかる方が面白いはず。
そしてそれは45分間を楽しく過ごせるか、先生に当たらないように、ドキドキして、わからない、意味不明、と時間を無駄に過ぎるのを待つか大きな分かれ道になると思うのです。
人生は有限で、
例えれば、残りの砂がわからない砂時計なんですって。まだまだ終わらないと思って、みんな自分が死ぬということをあまり考えないけれど。その時は必ず来る。
だから少しでも楽しい時間を過ごしてほしいなと思います。
子どもにも、私自身も。これ読んでくれているあなたにも。
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