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もらったものの捨て方
人からもらったものが捨てられない、というお悩みは多いです。
自分の好みではないから使えなくていつまでもきれいなままだから・・・というパターンもあれば
使っていたけどもう処分したいなと思っている・・・ということもあるでしょう。
私も先日息子からもらったものを捨てましたが、気持ちの良いお別れをしましたのでシェアしたいと思います。
息子から誕生日にもらったもの
うちでは誕生日や母の日に子どもたちがプレゼントをくれるのですが、私のこだわりが強いのを知っている子どもたちはピンポイントで「リンク送って」と言ってきてくれたり、何が欲しいか聞いてきてくれます。
花が好きなのをみんな知っているので困ったら花を買ってきてくれるということもありますが、3番目の息子から去年のお誕生日に欲しいものを聞かれて、迷わず「バブーシュ!」と答えました。
モンゴルの工芸品で、革でできたスリッパです。
約半年はいたらそれはそれはえらいことになりました。ちょこちょこ革の部分拭いたり手入れしていたのですが、消耗品ですね・・・
かなりお見苦しいのですが、更にモザイク必須レベルのものまで上げます
裏側真っ黒。ちなみに、中も剥げています。
夫からはそのスリッパで白い床を汚して歩いているのではないか疑惑までかけられていました。
また、体重が重すぎるのか、かかとの部分が1ミリもないのではないかというほどペッちゃんこに。
そんなタイミングでユニクロに行ったらボアのスリッパがセールになっていて1000円以下になっており、買い替えたのです。
びっくりするほどフワフワ(笑)
くれたという相手の気持に感謝する
これを息子に報告しました。
もらって気にいってたけど買い替えたんやんかー、ありがとうね。また次の母の日か誕生日楽しみにしてる、と。
そしたら「逆にさ、こんな状態になるまで使ってくれてありがとう。前からもう買い換えたらいいのにって思ってた」って。
「でも、これくれたときにさ、お母さん白にあいそうやし、ビーズの部分が光の加減でピンクとか黄色にも見えて可愛いやん、ってめっちゃ考えて選んでくれたのが嬉しかったなー」と伝えると笑っていました。
モノと思い出は違う
モノに思い出を乗せて捨てられないという人もいます。
でも、物はなくなっても思い出は残ります。人の脳みそってすごいんです。息子が息子の人生で生まれて初めて自分でバイトで稼いだお金で買ってくれたプレゼント。
たぶん何色でもどんな柄でも私はその気持ちが嬉しくて使ったと思いますが、今回はセンスもよくてめっちゃお気に入りでしたからそこも伝えました。
もらった時にも大喜び、手放す時にもコミュニケーションが取れて、さらに次の最速までおまけにつけておきました。
モノをあげる、もらうということ
モノをあげた、もらった、というのはその時に「ありがとう」と受け取ることが大事だと思います。もらった時点で所有権はもらった側に移るのであげた側がとやかく言うこともない。
ただ、私のことを気にかけてくれてありがとう、それでいいんです。
もし、使ってくれないからと文句を言う人がいたらそれはモラハラ気質があるのではないかと思います。早く逃げて!(個人的見解です)
私がもし誰かに何かあげて使ってもらえなかったらもっと気にいってもらえそうなものをリサーチします。自分のリサーチ不足を反省して。
だって、あげたくてあげるわけですから、自己満足に付き合わせているようなものですよ。プレゼントなんて。
もっとみんな気軽にあっさりとモノと付き合えればいいのにな、と常に思っています。
モノに振り回されるのではなく、主役はあなたです。ものは小道具。
あなたの人生ですからあなたが主導権をもって自分の身の回りを好きなもので満たしてください。
誰もそれに文句を言う権利はないはずです。
そしてそれは自分を一番大切にするということでもあります。
世界でたった一人のあなたですから、自分のことを自分が一番大事にする。これ、大事です。
ドラクエでもありませんでしたっけ?
じぶんだいじに
って。
あ、
いのちだいじにでしたっけ??
同じことやな。しらんけど。